プロジェクトX 。 うちのペットボトル君どもをラベルを脱がせて
キャップをはずしてリサイクル行きにしてやったぜ!
結構これが大変大変。めんどくさ~い。
中身残ってたり、ジュースとかだとまじでやだ。
そんなことをぶつぶつ言いながらかたずけたのが先週のこと。
環境に負荷をかけない生活を誓った手前、がんばっているわけですが
はっきり言って、私一人でたかだか数十本のペットボトルを
リサイクルにまわしたところでたかが知れていると思いません?
実際に面倒なことをしてみて、常々思うことには、
人間、性悪説でも性善説でもなく性めんどくさがり説なんでは。
私だけか。。。な? いやいや。
ことに環境問題については、一部の殊勝な人々がストイックに
環境に配慮した活動をするよりも、煩悩に満ちた普通の人々が
今の生活の一割、環境に配慮するほうが効果は大きい気がします。
そんなとき、性めんどくさがり説論者としては、普通の人々が
やる気になるインセンティブが必要だと思うのです。
やっぱり馬も人もにんじんがあったほうが走るわけ。
というか、にんじん=リターンがなければ長続きしないんだ。
だからこそ、今社会起業家なんていう、営利一辺倒ではないが、
社会的目的達成のために市場原理を取り入れることが
よく見られるようになったわけだよね。
こんなことを考えるのは、今会社で「環境」をテーマにした
新商品開発をしているところだからなの。
環境というはやりの看板をつけるのは簡単だけど、
単なる流行ではね~ しかもいまさらって感じで目新しくも
ないし。
やっぱり本当に環境に資するものを作りたい。
私がやりたいのは、すでに環境に配慮した「殊勝」な人に
向けた商品ではなく、これまであまり環境に配慮していなかった
人に環境に配慮するインセンティブを与えられるようなモノ
を作ること。
一部の殊勝な人々がさらにがんばるよりも、たくさんの
煩悩まみれの人が1ステップずつがんばるほうが
きっと結果的な影響は大きいから。
問題はそのインセンティブ付けなんだよね。
う~むむむ。具体的なメリットがね~
アイデアモトム。
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